子育て本
同僚の薦めで読んだ「Brain Rules for Baby」、猛烈に勉強になりました。
洋書読むのは極めて苦手ですが、学術界で証明されていること・いないことを明確に区別し、超簡潔にまとめながらも熱く親バカな文体に、実質3日くらいで完読。0歳〜5歳の子どもがいて、今年一冊でも英語の本を読んで見ようって人はお勧めです。
一応子育て本ですが、結局 5 歳までの子育てを成功させる最大の秘訣は、夫婦が仲良くしてることなんだそうです。
下にあるのは、そんな文脈で紹介されている、筆者が TruuConfessions.com というコミュニティサイトから拾ってきた母親の愚痴の例の一つ(の超訳)。
もし、うちのアホ亭主がもう一度でも、「1日中働きづくめなんだからちょっとは休ませてくれよ」とか抜かすなら、奴の洋服を全部窓から投げ捨てて、自慢の愛車はギアをニュートラルに入れて表の坂道に押し出して、ご愛用のゴルフセットはヤフオクで総額10円で売り飛ばして、その上で彼を殺してやるわ。
確かに1日働いてるのかもしれないけど、彼が働く相手はオムツも外れてて、日本語で話せば通じる社会人の同僚だけ。全くもってなんてことない。
同僚のオムツを替える必要もないし、お昼寝させてあげる必要も、壁にこびりつけた昼ご飯を掃除する必要もない。爆発しないように心の中で 10 まで数える必要もないし、「おかあさんといっしょ」を 3,200 万回も見る必要もないし、同僚が飢えないように 1 日 6 回もオッパイを出す必要もないし、毎日の昼ご飯が、ほうれん草とお粥だけなわけでもない。ブラブラするだけの 15 分休憩を 1 日 2 回も貰って、その上 1 時間の休みをとってジムで汗を流して、その上 1 時間の通勤時間は昼寝でも読書でも何でも自由。
そりゃ私は給料も貰わず、1 日の殆どをスウェット姿で過ごして、シャワーも 2〜3 日に一度しか浴びずに、子供と遊んでばかりかもしれないけどね、悪いけど彼の 1 日分の「労働」量なんて、私の 1 時間分の 2 億分の 1 にも満たないと思うわ。
子育てや家事をめぐる男女間の不公平が、夫婦間のストレス、そして子供への悪影響の源泉になっているそうです。アメリカの数字で見ると(共稼ぎの多いアメリカですら)、こんな感じ:
- 子供のいる家庭では、育児を含めた家事の 70% を女性が受け持ち(それでも 30 年前の 85% に比べれば改善)、子どもが出来る前後の女性の家事の増加量は、男性の場合の 3 倍にも達している。
- 結婚に伴い、平均的な男性は週あたり 7 時間分の家事から開放され、平均的な女性には 1 時間分の余計な家事が発生している。
- 平均的な専業主婦は家事と育児に週 94.4時間を費やしており、これを家事の種別毎に時給換算すると年収 117,000 ドルにも達する。同額を給与で稼ぐ男性は全人口の 1% にも満たない。
もちろん、家事をやれ、ってメッセージ以外にも、子供相手に今すぐ実践できる、言われてみればそんなに大したことないけど、何よりも「嘘くさくない」Tips が満載でした。
"Better Late than Nothing"(遅くても無いよりはマシ) で頑張ってみようと思います。







