2007年1月27日

自由度

飯島秘書官の本、読んで見ました。

ちょっと自画自賛過ぎて、もっと 「出来なかったこと」 も書いて欲しかったけど、十分面白かった。終始 「国民にわかりやすく」 を心がけてきた小泉純一郎は、それゆえに小泉劇場とか色々言われたけど、本当、よく 5 年半も手を抜かなかったなあ、と思います。

最後の行革の章にちらっとあった、「政府が実施する合理性・必然性のある施策のみ実施し、他は予算カット」 ってのが懐かしかった。

前々職で小泉内閣を体験したのは僅か 1 年ちょいですが、政府はいつも行革努力を続けてるので、似たような方針の作業依頼はしょっちゅう。上司の指示で、当時担当だった全施策について、合理性・必然性を主張する資料を作った覚えがあります。本気で無駄だと思ってる施策も含めて。施策は無駄だし、それを無駄じゃないと主張する仕事も不毛だし、かなり嫌な仕事でした。

忙しい仕事が好きなのは、それが趣味だということもあるけれど、その中から自分が大事だと思う業務を取捨選択できる、という部分が大きいと思います。

間違えても、やりたくもない仕事の正当性を主張する必要はない。首相をはじめとする官邸スタッフや会社社長とかが、何やら楽しそうなのも、きっと、捌ききれるわけのない仕事の山を前に、自分が大事だと思うことに打ち込めるから。

これからも忙しい仕事を、誰に指図されるわけでもなく、あるいは信頼関係の中で、やって行きたいと思います。

次は HEIZO の本、読んで見るつもり。

2007年1月22日

朝食

出張中に携帯で撮ったものの、PC に転送できずにいた会社の朝食の写真。具を選ぶとその場で焼いてくれるオムレツとか、スムージーとり放題とか、舐めてます。

でも、これ目当てについ 8:00 に出社して、8:30から働いちゃう奴(=自分)とかいるわけだから、会社は絶対、モトとってると思います。

2007年1月20日

帰国

2 週間の出張から帰国。

当初 1 週間の予定で出張しまいしたが、途中で往復の移動時間がバカバカしくなり、帰国後に予定していたミーティングを全部キャンセル、あるいは他の人にお願いして、2 週間に延期。1-day ACUVUE の在庫さえあれば、いくらでも滞在可能です。土日のロスも含めて、社内外の色々な人に会えました。

自分の中で、向こう 1 年の方針と、結構野心的な目標が決まって、いい感じ。いい出張でした。

あと、出張中に久々にあったググル太君。生まれた頃には 1:8 だった顔のサイズ比は、1:2 くらいに落ち着いた気がします。

2007年1月18日

合格通知

前回、OB 面接した人から、「受かりました!」という連絡がありました。

気合の入った人だったんで大丈夫だとは思ってましたが、素直に嬉しいです。絶対学校に貢献してくれるし。OB 面接、やってよかった。


亀コメントですが、ロスで見た、Pan's Labyrinth ってスペイン映画、素晴らしかったです。

2007年1月16日

副社長

関わってる案件の一つで、副社長(VP)の承認が必要になって、彼女の Office Hour に持ち込み。

副社長なのに個室でもなんでもない相部屋の前、立て掛けてあるホワイトボードに名前を書いて待っていると、VP 自らホワイトボードを確認して呼び入れる、という手作り感満載の仕組みです。

自分の扱ってる中でもかなりマイナーな案件なので、こんなので VP の時間とっていいんだろうか、まあ 2 秒で終わるだろう、とか思ってたら。

「なぜここの色がこの青じゃないんだ」とか、超細かく、かつボコボコに激詰めを食らいました。異常に物分りのよい同僚に囲まれ、1 年間好き放題やってきた自分にとって、役所に戻ったような新鮮さがありました。

これです、この逆境です。求めていたのは。

こーいうのを捌けるようなると、また一皮むけることが出来そうです。じゅるり。


夜は SF で前々職の同期と Thanh Long のカニ。ガーリックヌードル、うますぎ。

2007年1月14日

ニヒリズム

週末、ロスの母親の家に。

レストランで車を駐車する時に、ちょっと邪魔な停め方をしてしまい、変なアメリカ人の親父に怒鳴られてしまいました。それなりの高級店だったので、それなりの社会的地位の方だったとは思うのですが。

この本の最後に出てくる一節。

My Waitress, a middle-aged black woman, asked me -- out of the blue -- whether I thought the day would ever come when all people would be treated with respect and dignity.

後に Goldman Sachs の CEO、そして米国財務長官になる超エリート学生に、なんでウェイトレスがそんなことを聞いたのかはわかりません。

が、冷静に 10 分くらい考えてみて、自分がどんなに頑張っても、自分の生きてるうち(あと 86 年くらい)は来ないだろうなあ、と思いました。

のび太もジャイアンも、大長編であれだけのドラマを経験して、未だにあの性格だし。

とりあえず出来ることを、しようっと。

2007年1月12日

出張と疲れ

3 ヶ月振りに出張中。

出張中、会社にいる時間は 8:00 ~ 19:00( 3 食食べる時間含む)と割と普通なのですが、1 日が終わるとどっと疲れます。これは何故かを考えてみると、
(1)会社がでかく、打合せのたびにビルからビルに歩くので、体力的に疲れる。
(2)英語で喋ってるから知恵熱で疲れる。
(3)帰る先がホテルなのですぐ寝てしまうだけ。別に疲れてはいない。
(4)食事になんか変なものが入ってる。
等、色々とありますが。

出張中は方針を決める打合せを集中的にやるので、先が読めずに色々と(会議前・会議中に)色々と先を読んで考えまくります。多分、これが一番大きいと思います。

人間、知らない状態、先の見えない状態が一番疲れるとよく聞きます。前の会社も今の会社も、自分が翌日何をしているのかわからない、直前まで予定の決まらない会社。そういう状態にはかなり慣れてるつもりですが、こういう時に気づきますねー。

さもあれば、あれ。もっと慣れようっと。

2007年1月2日

ホンハイ社

前職の社長が良く口にしていた会社、台湾のホンハイ社こと Foxconn。

技術のコアは短納期金型製造にあると言われていますが、いまや EMS(電子機器の受託製造サービス)の最大手。年間 8,000 万台の携帯電話に加え、DS と PSP と PS3 と Wii と iPod の製造を受託しているという時点で、何だ、「製造業」ってこの会社のことだったのか、と驚かされます。

こことかここを見てみると、創業は 1974年 と古いのですが、データが入手できる最近の売上では 1997 年度に約 700 億円だったのが、2001 年度には 5,000 億円、2005 年度には 3 兆 1,000 億円と、ちょっと有り得ない成長ペース。

コワい顔をした社長、テリー・ゴウは、「非効率な民主主義よりも、合理的な独裁の方が企業にとって重要」と言い切る危険な人物ですが、合理的な独裁ができる能力の持ち主なんてなかなかいません。前職の社長が 1990 年代に会ったことがあるそうですが、その頃からもう、最強のエネルギーとオーラを発していたとのことです。


新潟の会社しか出来ないとされていた iPod の鏡面加工も、いつの間にかマスター。その裏には日本から移転する大量の技術者(職人)たちの力があるそうです。

“日本から技術を流出させるつもりか”と、私に後ろ指をさす人はいるだろう。しかし、十分な生産量を前提としなければ、私の作りたいものは作れない。
「ある日本人技術者の言葉」とのことですが、搾取疑惑があるくらい待遇が微妙な会社だけに、敢えてこの会社を選んだ日本人の言葉には、重みがあります。

グローバルな時代、こういう優秀な人たちに自己表現の場を与られなくなっていること自体、国や企業が反省すべき点と考えて頑張るしかないですね。

2007年1月1日

常識とは偏見

多分 16 年振りくらいに、元旦の初詣。

実家の近く、ここにあるはずの弦巻神社をどうしても見つけられず、250m の産道じゃなくて参道(但し両サイドは民家)を誇る久富稲荷神社と、桜神宮に。各神社コスプレ巫女を用意して、巫女フェチにはたまらないシーズンの到来です。甘酒うまいし。

「なんで私が二度寝さんと初詣行くんでしょうね?」と不思議がっていた友人も、まさかその足で、帰省前に、元旦に人の実家で雑煮と御節料理を食べる羽目になるとは思わなかったと思います。が、アインシュタインも、"Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen" と言っています。今年も、常識なんて意味不明なものに捕われず、ひたすら冷静に、人様に迷惑のかからない範囲で、変化と刺激を求めて生きて行こうと思います。

1 年を振り返る間もなく年が明けましたが、掲げたけれども未達の目標の多くは、Q1 中には自動的に達成する予定。本年もよろしくお願いします。

あ、でも柔術青帯は絶対ムリ。