自由度
飯島秘書官の本、読んで見ました。
ちょっと自画自賛過ぎて、もっと 「出来なかったこと」 も書いて欲しかったけど、十分面白かった。終始 「国民にわかりやすく」 を心がけてきた小泉純一郎は、それゆえに小泉劇場とか色々言われたけど、本当、よく 5 年半も手を抜かなかったなあ、と思います。
最後の行革の章にちらっとあった、「政府が実施する合理性・必然性のある施策のみ実施し、他は予算カット」 ってのが懐かしかった。
前々職で小泉内閣を体験したのは僅か 1 年ちょいですが、政府はいつも行革努力を続けてるので、似たような方針の作業依頼はしょっちゅう。上司の指示で、当時担当だった全施策について、合理性・必然性を主張する資料を作った覚えがあります。本気で無駄だと思ってる施策も含めて。施策は無駄だし、それを無駄じゃないと主張する仕事も不毛だし、かなり嫌な仕事でした。
忙しい仕事が好きなのは、それが趣味だということもあるけれど、その中から自分が大事だと思う業務を取捨選択できる、という部分が大きいと思います。
間違えても、やりたくもない仕事の正当性を主張する必要はない。首相をはじめとする官邸スタッフや会社社長とかが、何やら楽しそうなのも、きっと、捌ききれるわけのない仕事の山を前に、自分が大事だと思うことに打ち込めるから。
これからも忙しい仕事を、誰に指図されるわけでもなく、あるいは信頼関係の中で、やって行きたいと思います。
次は HEIZO の本、読んで見るつもり。
