CES
金曜の夜にベイエリアを発って、ラスベガスで開催中のCES(Consumer Electronics Show)を見に行く。平たく言うと、国際家電見本市。ニュースとかにガンガン記事も出てますが、物欲を刺激されたものリスト。
1.SDカードリーダ内蔵のUSBメモリ
台湾のdidigo社。あるとちょっと便利。それよりもこういう渋い商品を売りに台湾からラスベガスまで出てくる根性に心を打たれました。
2.NokiaのE70
パカッと開くとほぼフルキーボード、画面も自動で横向きになる携帯電話の第2弾。今回は3GでBlackberryのクライアントも乗るということ。小さいし軽いし、英文は楽勝で打てるし、日本在住じゃなかったら即買いしてると思います。2Gだった第1弾がそんなに売れなかったってのが、不思議。


3.液晶モニタ保持アーム
『寝ながらコンピュータを使いたいんだけど、ベッドの周りに液晶モニタ保持アームをつけるような什器がなくて困ってる』と聞く客も聞く客ですが、『そんなの簡単だよ。ちょっと工事してこのレールを壁につければいいじゃないか』と紹介する展示者も展示者だと思います。
液晶モニタの向きを80度くらいまで下に傾けられればよかったのですが、それが出来なかったので没。
4.ソニーリーダー
e-inkの電子ペーパー技術を使ったソニーの電子ブックリーダー。目に優しく、視野角は紙と同等。かつ、紙面を表示している状態では電力消費ゼロで、画面を切り替えるときのみ電力を食う。したがって一回の充電での持ち時間は「○○時間」とかではなく、7,500ページという単位。イカす。
電子ブックが出てもロクなデータがない、というのがよくあるパターンですが、ハワード・ストリンガー親父がコンテンツとデバイスの融合に力を入れている(iPodで目覚めた?)とのことで、春の端末発売時にはconnectサイトに10,000冊以上の書籍を揃えるとのこと。値段が1冊$10程度ってのが高いけど、欲しい本がネットで1分で買えて、何冊もの本を本1冊より軽い端末にブチ込んで、7,500ページ読むまで電池が切れないってのは、旅行のお供に魅力的。
ただ、私のようなオヤジとしては、やはり気に入った本は本棚に飾りたい。SONYがAmazonと組んでID管理をしっかりやって、本物の本を買った人にはデータ無料、データを買った人は差額だけで本が買える、とかやった日には、間違いなく大流行すると思います。
まずは米国での発売ですが、端末に言語依存性はないとのこと。使い勝手こそ未知数ですが、結構、期待大。
5.SonyのPS3
まあ、定番。マニア100人くらい(私含む)で口あけてデモ映像に見入ってました。
画質とか物凄いんですが、ゲームももう、映画みたいに製作委員会とか作らないと製作不能かもですね。2年以内くらいにゲームの作り方がガラっと変わる気がします。
6.キヤノンのSED
キヤノン、東芝ともに暗室でのデモ。コントラスト比が100,000か1,000かってのは、人間には殆どわからないそうですが、とりあえずスゲー綺麗だと思いました。特に追従性って言うんですか?回るレコードの文字盤が、はっきり読めます。
頑張れ御手洗タン。いつでも応援しています。
7.Panasonicの103インチプラズマ
昨年は71インチで競争してたらしいですが、もはや馬鹿じゃねえの?ってくらいにデカい世界最大103インチのプラズマディスプレイ。興味本位でデモを見てたのですが、『世界の名画を表示してリビングの絵画代わりに』ってので吹き出しました。
確かにこのサイズじゃなきゃできないアプリってあると思います。最近の松下だったら150万くらいで出したりして、車買うよりも面白い金の使い道かもしれません。テレビでローン生活ってのも凄いけど。
8.PanasonicのSDカード(2G)利用のHDビデオカメラ
小さくてデザインも良くて買いそうになりましたが、コンセプトモデルで発売は未定とのこと。残念。
9.Windows Vista
画像管理機能はGoogleのPicassaと殆ど同じで全く驚きナシ。でも、フォルダの半透明化や3Dフリップは速いし使いやすそうだしびっくり。にしてもOS開発するのってスゲー重石。。。
番外1.SonyのCyber-shot T9
手振れ防止機能+クレイドル対応、という条件でデジカメを探していて、出国前に購入してしまったもの。実は生まれて初めてのデジカメ購入でした。これまで携帯電話のカメラの超劣悪な使用感に騙されてきたので、スゲー気に入ってます。
番外2.XBOX 360で殺戮を楽しむ少年
ゲーム規制を叫ぶ父兄ってのもどうかと思いますが、確かに自分の子供がこんなゲームやってたら嫌だなあ。そんなゲームが市販されてても、買おうと思わないような子供に育つように頑張ろう。
でも、ゲームマシンメーカーとして、こういうゲームを許容するかどうかって大きな戦略判断ですね。
感想ですが、購買欲を刺激するような製品(ハード)なんて、もはや超エクセレントカンパニーにしか作れないな、と思いました。業界はこのまま寡占状態になっていくのか、ネットやPCみたいにopen architectureな時代が訪れて、再び群雄割拠になっていくのか、今後の行方が楽しみです。
それにしてもラスベガス、1998年以来7年半ぶりに来ましたが、どうも町の雰囲気に馴染めません。
